プロ・アマ問わず、スポーツ選手や音楽・芸能シーンでは、ハイプレッシャーの環境の中で結果を求められ続けます。
そんな中、結果がなかなか出なかったり、思いどおりのパフォーマンスを発揮できなかったりで、悩み苦しんでいる方はきっと多いことでしょう。
日ごろ一生懸命練習して頑張っているだけに、本番でそれが出せないというのはとてももったいないことです。不完全燃焼でモンモンと落ち込んだり、悔しいやら、はがゆいやら……。
そんな状態が長く続くと、焦ってしまったり、マイナス思考がパターン化してしまったりして、好きではじめたはずのスポーツや音楽なども、すごく難しく、苦しいものになってしまいます。
このような場合、自分がハマッてしまっている状態を客観的に分析する「カウンセリング」や、自分のカラダとココロの上手な操縦方法を鍛える「メンタルトレーニング」に進んでいくことが多いようです。
最近よく耳にするメンタルトレーニングも、多彩な方法が開発されており、目標設定、緊張・不安のコントロール、リラックス、集中力、ポジティブシンキング、自己暗示などで、様々なココロの筋肉を鍛えていきます。
今、起こっていることや感情、考え方を相関図にしてみると、立場によっていろんな不安、焦り、葛藤やモヤモヤ、イライラが渦巻いているのが分かります。
もしあなたが落ち込んでいるGさんの親友だったら、何と声をかけてあげますか?
スポーツや音楽、芸能活動においては、ついつい考え過ぎてしまったり、「分かっちゃいるけどなかなかできない」という自信喪失状態に陥ったりします。
Gさんのケースはひとつの例で、スポーツ・音楽・芸能の悩みは百人百様です。
では、私たちはそもそもなぜ考え過ぎてしまったり、緊張してしまったり、集中できなかったり、カラダを上手く使えなくなったりしてしまうのでしょうか?実は、そこにはみなさんの脳やココロのおもしろい仕組みが関係しているのです。“自分の上手な操縦法”をお勉強する機会だと思って、ココロとカラダの中を少し覗いてみませんか?